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MESSAGE
HARMONY (調 和 性)
 私たちの身の廻りの環境は総てデザインされています。地球の自然環境も自然の摂理によってデザインされていると言えるでしょう。人間も自然の一部です。DNA設計図が描かれている訳です。また人間は良くも悪くも環境を造る事が出来、逆にそれに影響を受けて生きています。共鳴しているのです。環境と人間は一体不二と言えるでしょう。私たちの考え方一つでダイナミックに変容してしまいます。
SUSTAINABLE(持 久 性)
 住宅は人間が一生を託す住環境と言えます。日用品や衣服、家電や自動車とは訳が違います。もちろんそういう物もデザインは大切です。しかし家は簡単に取り替えることは出来ないのです。特にこれからは、消費社会からサステイナブル(持久的)な社会にシフトして行く時代です。家も今までの倍の耐用年数(50年以上)を持つべきです。コストとしても一軒分、得になる訳です。しかし長年、愛着を持てるだけの魅力と包容力も必要です。
AMENITY(快適性)
 共通項として私達が住環境に求めるものを一言でいえば快適性でしょう。いま話題になっている住宅の品質確保の基準は当然の事で一つの物差しに過ぎません。快適性は人の五感、心理、生理、情緒などに関わってきます。更にその地域環境、敷地環境、家族、個人の趣向等は千差万別です。自然の摂理を享受しながら、各々の環境、個性を如何に機能的空間性豊かに建築として実現できるか。それが私達建築家の使命です。
SUBJECTIVITY(主体性)
 昨今、日本の社会システムが音をたてて崩れています。それは今までの画一的な既成概念、組織の価値観に限界が来ている事の証左でしょう。 まるで世の中の決め事のように皆が宛がいぶちの価値観に合わせて生きていく時代は終わりました。政治、経済、教育、文化、環境も個人が主体性をもって選んで行く時代です。私達は環境の分野で、それを応援する立場におります。個性を引き出し形にして行く仕事です。
SENSIBLE(良 識 性)
 21世紀はソフトパワーの時代です。主体性の確立といってもコモンセンス(良識的な共通意識)が必要かと思われます。多様な価値観・情報を交流し、向上していく事(クロスオーバー)が大切だと思います。インターネットの画期的な事は様々な分野、価値観をもった人々が時間や地域、ジャンルを超えて交流ができる事だと思います。デザインに関わることに限らず、このホームページに対してご意見、ご感想、ご質問などがありましたらFORUMにて、又はE-maillにてお願い致します。
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住環境デザインのベース(基本理念)となる5つのキーワード
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